Claude でブログのネタ出しを仕組み化した|採点プロンプト全文と2週間の実出力

2026.06.09 約 9 分で読めます

ブログのネタ出しって、毎週やると地味に消耗しますよね。わたしも以前は週に30分、ネタを考えては手が止まっていました。それがいまは、悩む時間がまるごと「選ぶ時間」に変わっています。Claude に「5カテゴリ×3ペルソナ×採点」で候補を出させて、7点未満は機械的に捨てる。そう仕組み化しただけです。この記事では、コピペで使える採点プロンプトの全文と、2週間で実際に出た10案を、そのまま公開します。

結論:ネタ切れは「採点」と「15象限」で消える

結論から言うと、ブログのネタ出しが続かないのはセンス不足ではなく仕組み不足です。やることは、たった2つ。

  • 15象限で出す:5カテゴリ × 3ペルソナのマスを埋めるように候補を出す。これで偏りが消えます
  • 採点で捨てる:5項目10点満点で点をつけ、7点未満は捨てる。これで粗製濫造が止まります

この2つを Claude にやらせるだけです。Claude Code のような環境がなくても大丈夫で、素の ChatGPT や Claude にプロンプトを貼れば同じことができます。では順番に見ていきます。

「AIに聞くだけ」が続かない4つの理由

「ブログのネタを10個出して」と聞くだけでも、候補そのものは出ます。でも、続かないんですよね。理由は4つあります。

  • カテゴリが偏る:聞くたびに同じジャンルへ寄っていく
  • 書けない案が混じる:実体験がないと書けないのに、調べないと書けない案が出てくる
  • 既出と被る:先月書いたネタと似た案が、平気で出てくる
  • 質が落ちる:数だけ増えて、結局どれを書くか選べない

つまり聞くだけだと、候補は増えても選別がないんです。だから「出す枠」と「捨てる基準」を、先に決めてしまいます。

仕組みの全体像:15象限 × 採点 × 既出回避

では、わたしが実際に毎週回している仕組みの中身をほどいていきます。部品は3つだけです。

1つめは15象限。自分のブログのカテゴリ(わたしは5つ)と、読者像(わたしは経営者・エンジニア・フリーランスの3人)を掛け合わせて、5×3で15のマスを作ります。このマスを埋めるように候補を出すと、特定ジャンルへの偏りが自然と消えていきます。

2つめは採点です。各案を5項目で2点ずつ、10点満点でつけます。項目は、検索意図の明確さ・競合の弱さ・実体験で書けるか・収益につながるか・旬かどうか、の5つ。そして7点未満は容赦なく捨てます。

3つめは既出回避。過去に書いた記事と中心キーワードが6割以上かぶる案は、最初から外します。被るようなら「派生の角度」を探させる。たとえば「Claude の使い方」が既出なら「Claude のエラー集」へずらす、といった具合です。

コピペできる採点プロンプト(全文公開)

そのまま貼って使えるプロンプトがこちらです。カテゴリと読者像の部分だけ、自分のブログに置き換えてください。

あなたは私のブログの編集者です。今週の記事ネタを出してください。

# 私のブログ
- カテゴリ(5つ): 業務効率化 / マーケティング / AIツール / 開発実践 / AI研究
- 読者像(3人): 中小企業の経営者 / システムエンジニア / フリーランス

# 手順
1. 5カテゴリ × 3読者像 = 15マスを意識し、偏らないように候補を10個出す
2. 各候補を次の5項目で採点する(各0〜2点・合計10点満点)
   - 検索意図の明確さ(3語以上のロングテールで具体的か)
   - 競合の弱さ(個人ブログでも上位を狙えるニッチか)
   - 実体験で書けるか(自分が試せる/触れる内容か)
   - 収益につながるか(自分のサービス/紹介/募集に自然に繋がるか)
   - 旬か(発表3〜14日 / 季節性 / トレンド)
3. 合計7点未満は捨てる。7点以上だけを残す
4. 私が過去に書いた記事【ここに既出タイトルを貼る】と
   中心キーワードが6割以上かぶる案は外し、派生の角度に変える

# 出力フォーマット(採用案ごと)
- タイトル案 / カテゴリ / 読者像 / 中心キーワード
- スコア(内訳: 意図/競合/実体験/収益/旬)
- 200字のリード仮案 / 想定見出し3〜6個
最後に「落とした案」も理由付きで列挙してください。

ここで効いてくるのが、採点の内訳まで出させること。合計点だけだと、どうにも納得感がありません。「競合が弱いから2点、でも旬は過ぎてるから0点」と分解されていると、自分でも判断し直せます。

実際の出力:2週で10案・落とした9案

理屈はここまでにして、この仕組みが実際にどんな案を出すのかをお見せします。わたしのブログで2週間まわした実出力がこれです。残った案を並べます。

  • 1週目(採用5案): ChatGPT Atlas を7日触る / gpt-image-2 の日本語 / Notion AI 議事録 / 個人ブログSEO初動 / Claude Code 自作スキル
  • 2週目(採用5案): Zapier×Claude 自動返信 / このネタ出し記事 / Gemini vs Claude / GitHub Actions PRレビュー / 拡張思考の使いどころ

このうち「gpt-image-2 の日本語」と「Claude Code 自作スキル」は、実際に書いて公開しました。提案が絵に描いた餅ではなく、ちゃんと書ける案だけが残っている証拠です。落とした案も毎回4〜5件あって、「実体験が薄い」「先週と被る」「旬を過ぎた」あたりが主な理由でした。落とす理由が言語化されている、ここがこの仕組みの効きどころだと思います。

7点未満を捨てる:採点の内訳の付け方

採点でいちばん迷うのは「競合の弱さ」と「旬度」です。ここはどうしても感覚が入ります。わたしの付け方を書いておきます。

  • 競合の弱さ:実際にそのキーワードで検索して、上位が大手メディアばかりなら0点、個人ブログが混じっていれば1〜2点
  • 旬度:新ツールの発表から2週間以内なら2点、季節ネタなら1点、いつ書いても同じ内容なら0点
  • 実体験:いま手元で試せるなら2点、試すのに準備がいるなら1点、試せないなら0点(=捨てる方向)

実体験が0点の案は、たとえ点が届いても書くのは後回しにします。書けないネタを抱えても、結局そこで進まなくなるからです。

正直な限界:PVはまだ無い・最後は人が決める

ここはフェアに書いておきます。この仕組みで「PVが伸びた」とは、まだ言えません。このブログは開設して9日で、検索流入の数字はこれからです。いま言えるのは、ネタが尽きない・偏らない・書ける案だけ残るという、書く前のプロセスの効果まで。PVの結果は数字が貯まってから、別の記事で正直に出します。

もう一つ正直に。採点には、どうしても主観が入ります。競合の弱さも旬度も、最後は自分の感覚です。だから AI の点数を鵜呑みにはしません。候補出しと足切りまでが仕組みの仕事で、「これは書ける」と決めるのは人。この仕組みを自作スキルにした裏側でも触れましたが、最後に人が介入する場所を残しておくのが大事だと思っています。

まとめ

  • ブログのネタ出しが続かないのは、センスでなく仕組みの問題
  • 15象限(カテゴリ×読者像)で出すと偏りが消える
  • 5項目10点満点で採点し、7点未満を捨てると粗製濫造が止まる
  • 既出とキーワードが6割かぶる案は派生角度にずらす
  • 採点の内訳まで出させると、自分で判断し直せる
  • 仕組みは候補出しと足切りまで。書くと決めるのは人

上のプロンプトはコピペでそのまま使えます。まずは自分のカテゴリと読者像に書き換えて、今週のネタを10個出させてみてください。Claude を使った効率化の話はClaude Code の使い方の記事にもまとめてあります。

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こま

こま

元SE × AI開発 × 業務自動化の実践者

SE 4年 + プログラミング歴 8年。業務自動化と AI 組み込み開発を仕事にしながら、現場で使えるものだけを書いています。 最新のAIの現場を発信中!!